果物

スモモ品種の多くは1本では結実しない特性をもっており、受粉樹が必要となります。

‘太陽’や‘大石早生’などの品種は、作りやすく、大果で、酸味が少なく糖度が高い美味しい品種です。

そんな訳で、果実が親指ぐらいになる開花約1ヶ月後から摘果を開始します。

庭が狭くて、2本の植栽が難しい方には、花粉が多く、1本でもよく結実する‘サンタローザ’‘メスレー’などがお勧めです。

最終的には、品種によって多少違いますが、枝10〜15cmごとに1個の果実が着くようにしましょう。

上を向いて着いているもの、傷があるもの、軸が長いもの、虫に食害されたものから取り除きます。

けれども、‘ビューティー’と‘メスレー’や‘ソルダム’と‘メスレー’の組み合せは結実しにくくなるので用心しましょう。

その後、2週間ぐらい経ってから、2回目の摘果を行ないます。

続いて、果実吸蛾類やシンクイムシの防除や裂果を防止するために、袋かけを行ないます。

このままだと、株の負担が増し、それぞれの果実が養分を奪い合うことで、大きな果実にはなりません。

スモモは、受粉がうまくいくと、いろいろの果実が着きます。

トウモロコシ 育て方